目覚めるために

アクセスカウンタ

zoom RSS 「自殺念慮に向き合った二時間」

<<   作成日時 : 2015/09/12 18:43   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0


元記事のコメントも是非お読みください。

本当に医師はもちろんですが薬剤師が機能していません。
医師は薬の事は知りません。
そこにももちろん問題はあります。
しかし、毎日接していれば気づくはずです。

何度も記事にさせていただいておりますが、ドクターズルールという本には4種類以上の薬を飲むことの危険性も書いてあります。
それを翻訳した人は有名な聖路加病院の福井氏です。
立場上このことを医者に伝えることは可能な立場なのに何故伝えないのか。

そのことを考えてもわかることがありませんか?

知っていてこのような処方をするということはもはや犯罪といえるでしょう。


宮川祐一
「自殺念慮に向き合った二時間」

先日、一通のメールが入った。
相手は担当の利用者の方だった。

鬱が酷くもう我慢の限界で病院でもどうしようもなく、薬も全く効かない、望みの鍼灸は料金が高くて無理で、やっぱりどうしようもない、という内容だった。

鍼灸に希望を持っておられるという事だったので、鍼灸の保険適用について助言したりして何度かやり取りをしていたのだが、「悲しい、つらい、大声で叫びたい、暴れたいぐらいなのに、どうしようもなく、頭がおかしくなりそう、毎日死ぬ事を考えリストカットもしてしまった」という内容が返ってきた。

その方は40代女性、マンションの10階に一人で暮らしている。

緊急を感じ急遽、訪問した。

チャイムを鳴らすと部屋に入れてくれて、そのどうしようもない胸中を重く深刻に吐露して頂けた。

ここ最近ずっとしんどい。眠たいのに眠れない。大好きなライヴに行っても全然楽しくない。食事もただの作業。就労支援での仕事は頑張って行っているが、悲しい気持ちを隠せず泣いてしまう。そして私は独り。
副作用でこんなにも太ってしまった。もうここから飛び降りたい。

この様な気持ちを涙と共に言葉にされた。

この方には、どんな言葉も送っても駄目だった。

如何なる言葉も全てが鈍色の響きに変わってしまい、絶望の空間に、ただ飲み込まれていた。

もう僕も沈黙するしかなく、顔を伏せ、時折、目を合わせる事しか出来なくなっていた。

それでも、「今度差し入れ持ってきますから、また来ていいですか?一緒にご飯食べていると、少しは違いますよ」
などと、相変わらずな言葉で強引に説得していた。

というより、何でもいいから、言葉を投げなければ、この絶望の檻の中から永遠に出られない様な感に襲われていたのだ。

こうして退室し二時間の対峙を終えた。

飛び降りの危惧を抱えつつ帰宅したが、その方の処方内容を見たら、死の処方箋だった。

精神科から

デパケン200mg 朝1 寝3
レキソタン5mg 寝1
レボトミン5mg 寝2
ベンザリン10mg 寝1
ロキソニン60mg 30回分
ベゲタミン錠A 5回分

内科より

クレストール2.5mg 朝2
ネキシウム20mg 朝1
スルピリド50mg 朝1 昼1 夕1 (精神薬)
ビオスリー 朝1 昼1 夕1
エバロース300mg 朝2 昼2 夕2
リザベン100mg 朝1 昼1 夕1
プリンペラン 朝1 昼1 夕1
リリカ75mg 朝1 夕1

最大で1日服薬量 33錠

そして、悪評高い禁煙薬であるチャンピックスも処方されていた。

この死の処方箋については、やはり黙っておく事が出来ず、減薬の提案とタバコよりもチャンピックスを止めるようにあの二時間の中で提案していた。

もちろん、減薬についてはストレートには伝えず、「これだけ飲んでいては、肝臓や腎臓などに大きな負担をかけるので、減らせば身体が楽になって気分も良くなるかもしれませんよ」という様な伝え方をした。

すると、「薬減らせば鬱は治りますか?12年間の鬱病は治りますか?」と返され一瞬閉口した。

個人でこの方と関わっていたのなら、自身の責任を持って、減薬していけば、きっと楽になりますよ!と言っていたかもしれない。

しかし福祉サービスを受ける方は、相談支援センター、訪問介護事業所、訪問看護、そして複数の医療など様々に関係しているので、先の質問には、はっきりと返答できず、「さすがに1日30錠以上は異常ですからね…」と言葉を濁してしまった。

この二時間の中には、
「現在の日本の医療問題」と
「現在の日本の福祉問題」が含まれている。

・相変わらずの多剤大量処方

・精神薬と内科薬の期限見込みのない永遠的な処方

・薬剤師の機能不全

・なぜ福祉関係者はこの多剤大量処方について、見込みのない処方に対して、異議を唱えられず、支援といえない支援を漫然と行っているのか?

福祉の立場としては(個人的な考えだが)、まずこの薬漬けをどうにかしないと、薬漬けの土台の上には、ほとんどの支援は無効化されてしまう。

そして何よりも、何も知らずに大量に服薬させられている利用者の方がその薬によって苦しんでいる。

福祉サービスを受けて社会復帰を目指す場合、精神薬を筆頭に、減薬卒薬して社会に送り出さなければ、それは大きな身体的リスクと社会的リスクを持ったままの社会復帰となる。
現在の福祉サービスは何も疑問を持たず、それを許している。
子どもにさえ、薬が効いているなどと言い、精神薬を服薬させている。

先ず、福祉関係者は、薬の知識も保有し、本当に薬が必要なのか真剣に考え、薬の危険性から利用者を護るべきである。

それは医療の問題だというかもしれない。

しかしそういう責任逃れの言い訳が、漫然とした無駄な支援を増やしている。

そういう責任逃れの言い訳が、利用者の障害程度を重くしてきた。

これを支援漬けといってもいいかもしれない。
薬漬けと同等といってもいいかもしれない。

福祉業界もいい加減に大きく転換していかなければ、いつまで経っても、医療の奴隷のままであり、護れる人も護れないままである。




月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
「自殺念慮に向き合った二時間」 目覚めるために/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる