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<<   作成日時 : 2015/09/09 14:11   >>

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東京五輪トラブルの原因はやっぱり森喜朗だった! JOC元幹部らが「女性自身」で森の横暴ぶりを告発
2015.09.09.  リテラ
 本サイトでは先日、東京五輪エンブレムの修正過程で、東京五輪組織委員会の森喜朗会長が佐野研二郎氏の最初の修正デザイン案に対して、審査委員に無断でダメ出し、パクリ疑惑の浮上した最終案に修正させていた事実を指摘した。
 森会長は国立競技場問題に続いて、エンブレム撤回の“戦犯”だったことが発覚したわけだが、しかし、本人はその責任を自覚するどころか、不遜な対応を繰り返し、あろうことかマスコミにも“圧力”をかけているという。そのためか、テレビをはじめとするマスコミが森会長を面と向かって批判することはほとんどない。
 だが、そんななか、意外なメディアが問題の本質を衝く記事を掲載した。それが昨日発売の「女性自身」(光文社) 9月22日号だ。
 同誌では「元JOC幹部が内部告発! 東京五輪“迷走”の戦犯!」と題し、組織委の母体であるJOC(日本オリンピック委員会)の元幹部、五輪の取材経験が豊富な新聞記者らによる座談会を行っているのだが、そこで、やはり森会長を国立競技場問題やエンブレム問題の最大の戦犯と名指ししているのだ。
 しかも、この座談会、JOC元参事の春日良一氏が実名で登場しており、けっして身元不明のいい加減な内容ではない。
 では、彼らは具体的に何を語ったのか。座談会はまず、匿名のJOC元幹部のこんなセリフから始まる。
「今の日本スポーツ界では、誰も森喜朗元首相(78)には逆らえないんです。五輪エンブレム、そして新国立競技場の建設問題――。東京五輪をめぐるゴタゴタは原因をたどるとすべてそこに行き着きます」
 そして、出席者たちは森会長の組織委人事の実態を次々に告発する。

「今の東京五輪組織委からは、そうした(五輪運営の)知識を持ったJOCの人間が排除されてしまっているんです。組織委は“素人だらけ”です」(春日氏)
「それをやっているのが、森さん。自分の気に入らない人間を、組織委に入れさせないんだ」(元JOC幹部)
 では、いったいなぜ、JOCを排除するのか。出席者のひとりは「ひと言でいえば、男の嫉妬」だという。
 森会長は長年、日本体育協会(体協)の会長を務めてきたが、体協は国体の運営が主な仕事で、JOCと比べれば地味な存在だ。そのため「森さんは、自分より年下、格下の人間がJOCで活躍するのを見て、ずっと苦々しく思ってきた」(元JOC幹部)のだという。
 ところが、子分の安倍晋三が首相に就任したことで、完全に復権。今やスポーツ界を完全に掌握して、協会や関連団体人事で横暴のかぎりを尽くすようになった。
「森さんが首を縦に振らないとどんな人事も決まりません。そして、自分に従順な人間は重要ポストに就けますが、嫌いなやつは排除するんです」(新聞記者)
 特にJOCや五輪招致の功労者に対しては、上記のような嫉妬から、徹底して排除にかかるようになったのだという。
 そのひとりが、JOCで副会長まで務めた水野正人氏。スポーツ用品メーカー・ミズノ創業者の孫として豊富な国際人脈をもち、東京五輪招致でも功労者とされる水野氏だが、森会長が“気に入らない”という理由で、組織委にすら入れなかった。
 さらに、この座談会では、JOCから組織委に出向してきた2人の部長の上に、わざわざ局長を新設しておく、という嫌がらせ人事を行っていることも暴露されている。
..◆
. つまり、森会長がこうした異常な人事と組織作りを行ってきた結果、起きたのが、国立競技場問題であり、エンブレム問題だったのだ。JOC元参事の春日氏はこう言う。
「五輪運営のノウハウを持つ人間が排除された結果、“素人”が『著名人を集めてデザインを公募しておけば、文句は言われないだろう』くらいの甘い考えでやったんでしょう」
「五輪の世界では約束を破ることは絶対に許されない――そういうことがわかっている人間が最初から関わっていれば、無責任に建設費を膨らませたあげく、一から設計をやり直すなんて失態を演じることにはならなかった」
 だが、森会長に責任を取ろうなんていう発想はまったくない。組織委元幹部は森会長の本音をこう暴露する。
「組織委の会長として力を誇示している森さんは、東京五輪を自分の晴れ舞台にしたがっているんです。開会式のときには80歳を超えているのにね。“老害”そのもの」
 こんな人物が、世界的祭典である五輪の運営をすべて牛耳り、まったくの専門外である競技場建築やデザインにまで口を出していたのだ。JOC元参事の春日氏は「このままだと本当に東京五輪開催危機もありえます」と警告を発しているが、森会長がいるかぎり、危機はずっと続くだろう。
 JOC元幹部は、この座談会で「もうJOCはケツをまくって、森会長率いる組織委と対決するしかないんじゃないかな」と結論づけていたが、東京五輪関係者はぜひ、それくらいの覚悟で森会長を引きずりおろして欲しい。
(伊勢崎馨)
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